大阪市議会 1998-09-25
09月25日-01号
◎市長(磯村隆文君) ただいま御上程に相なりました、平成9年度
自動車運送、高速鉄道、水道及び
工業用水道の各
事業会計決算の御審議をお願いするに当たりまして、その大要を御説明申し上げます。 まず、交通事業におきましては、地下鉄を中心にバスと
ニュートラムを機能的に結ぶ総合的な
都市交通体系の整備を図り、市民の足の確保に努めておりますが、地下鉄につきましては、昨年8月に、
長堀鶴見緑地線、
大正~心斎橋間 2.8キロメートル、及び
鶴見緑地~門真南間 1.3キロメートルを開業し、これにより地下鉄網は
ニュートラムを含め 122.2キロメートルとなりました。 平成9年度における1日当たりの乗車人員は、バスで31万人、地下鉄で 262万人、
ニュートラムで7万人となっており、交通事業全体といたしましては 300万人で、景気低迷の影響などから、前年度より 1.2%減となっております。 経営収支でございますが、
自動車運送事業会計では、乗車人員の減少がありましたものの、昨年7月に実施しました乗車料金の改定に伴う増収や、
特別乗車料繰入金の増加があったことなどにより、収益は、一般会計からの補助金49億 9,300万円を含め 306億 2,200万円となったのに対し、費用は、
減価償却費の減少などにより 310億 5,000万円となり、差し引き4億 2,800万円の欠損となっております。 この結果、当年度末における未
処理欠損金は 468億 9,400万円となりました。 一方、
高速鉄道事業会計では、料金改定に伴う運輸収益の増加などにより、収益は、 1,757億 8,300万円となったのに対し、費用は、新線の営業開始に伴う
減価償却費の増加などで 1,993億 3,100万円となり、差し引き 235億 4,800万円の欠損となっております。 この結果、当年度末の未
処理欠損金は 2,158億 9,300万円となりました。 このように、
市営交通事業は、依然として厳しい経営状況にありますので、乗客誘致のためのサービスの向上にも努めながら、徹底した経営の効率化と国等からの助成の拡充に取り組むとともに、新たに「
公営交通事業改革調査委員会」を設置し、抜本的な経営改善に向けての方策を検討いたしております。 次に、平成9年度に実施いたしました主な
建設改良工事について申し上げますと、
自動車運送事業では、引き続きノン
ステップバスや
リフト付バス、及び低公害の
天然ガスバスなどの増車を図りましたほか、バスロケーションシステムや停留所施設の整備など、
建設改良費は総じて39億 7,400万円となりました。 また、
高速鉄道事業では、建設を推進してまいりました
長堀鶴見緑地線、
大正~心斎橋及び
鶴見緑地~門真南間が開業いたしましたほか、第8号線の準備工事を実施するとともに、全駅でホームから地上までの
ワンルート確保を目指す第2次ええまち計画を新たに策定し、エレベーター・エスカレーターの整備充実を図りました。さらに、駅の冷房化及び駅や車両の
案内施設整備なども実施し、
建設改良費は、
中量軌道事業を含め、総じて 597億 7,900万円となりました。 次に、水道及び
工業用水道事業について、御説明申し上げます。 まず、水需要でございますが、水道事業の平成9年度における
年間給水量は5億 5,829万立方メートルで、景気の低迷の影響などから、前年度より 0.8%減となっております。また、
工業用水道事業の
年間給水量は 4,339万立方メートルで、前年度より 1.8%減となっております。 水道事業の経営収支でございますが、収益は、水需要の減少はありましたものの、昨年6月に実施いたしました料金改定により給水収益が増加したことなどに伴い 831億 7,400万円となったのに対し、費用は、
減価償却費の増加はありましたものの、配水管の移設等の受託工事の減に伴う
工事請負費の減少などにより 815億 1,400万円となりました。 この結果、差し引き16億 6,000万円の剰余となり、前年度からの繰越欠損金2億 9,300万円を差し引きますと、当年度末の未
処分利益剰余金は13億 6,700万円となっております。 この処分といたしましては、減債積立金に 7,000万円、
建設改良積立金に1億円を積み立て、残額11億 9,700万円を翌年度へ繰り越しいたしたいと存じます。 今後とも、徹底した経営の効率化と国等からの助成の拡充などに取り組みますとともに、サービスの向上により一層努力をしてまいる所存であります。 次に、
工業用水道事業の経営収支でございますが、給水収益及び
受託工事収益の減少などにより、収益は27億 8,900万円となったのに対し、費用は、人員の減による人件費及び
工事請負費の減少などにより30億 7,000万円となりました。 この結果、差し引き2億 8,100万円の欠損となり、当年度末における未
処分利益剰余金は2億 9,500万円となっております。 今後とも、引き続き事業の効率的運営に努めてまいる所存であります。 次に、平成9年度の主な
建設改良工事について申し上げますと、水道事業では、
高度浄水施設の建設のほか、老朽化した浄水施設の計画的な更新整備や配水管の耐震化などを実施いたしまして、
建設改良費は総じて 409億 100万円となりました。 なお、
高度浄水処理水は、平成11年度末に、市内全域の通水を予定しておりますが、本年3月には、市内北西部への通水を開始いたしました。 また、
工業用水道事業では、老朽化した浄水施設の改築や配水管の整備などを実施いたしまして、
建設改良費は総じて3億 9,900万円を支出いたしました。 以上、平成9年度
自動車運送、高速鉄道、水道及び
工業用水道の各
事業会計決算の大要を申し述べたところでありますが、なお詳細につきましては、後日の
決算特別委員会に譲りたいと存じますので、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(太田勝義君) お諮りいたします。ただいま議題となっております5案件については、これを審査するため、23人の委員をもって構成する
決算特別委員会を設置し、これに付託することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議長発議のとおり決しました。
○議長(太田勝義君) ただいま設置されました
決算特別委員会委員の選任については、委員会条例第4条第2項の規定により、議長において指名いたします。なお、委員の氏名は、事務局長より報告いたさせます。
◎
市会事務局長(時田清君)
決算特別委員会委員 有本純子君 足高將司君 黒田輝夫君 石井義憲君 勝田重春君 木下吉信君 加藤 進君 改発康秀君 松原恵子君 小笹正博君 待場康生君 一色孝之君 中西建策君 矢達 幸君 辰巳正夫君 関根信次君 稲森 豊君 壷井美次君 紀野敏明君 神原昭二君
福山よしてる君 村上史好君 松田 力君 以上。
○議長(太田勝義君) 日程第6、議案第96号、平成10年度大阪市
一般会計補正予算ないし日程第13、議案第 103号、学校施設の取得についてを一括して議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第96号
△(イメージ)議案第96号
△(イメージ)議案第96号
△(イメージ)議案第96号
△(イメージ)議案第96号
△(イメージ)議案第96号
△(イメージ)議案第96号
△(イメージ)議案第96号
△(イメージ)議案第96号
△(イメージ)議案第96号
△(イメージ)議案第96号
△(イメージ)議案第96号
△(イメージ)議案第96号
△(イメージ)議案第96号
△(イメージ)議案第96号
△(イメージ)議案第97号
△(イメージ)議案第97号
△(イメージ)議案第97号
△(イメージ)議案第98号
△(イメージ)議案第98号
△(イメージ)議案第99号
△(イメージ)議案第99号
△(イメージ)議案第100号
△(イメージ)議案第100号
△(イメージ)議案第100号
△(イメージ)議案第100号
△(イメージ)議案第101号
△(イメージ)議案第101号
△(イメージ)議案第101号
△(イメージ)議案第101号
△(イメージ)議案第102号
△(イメージ)議案第102号
△(イメージ)議案第102号
△(イメージ)議案第102号
△(イメージ)議案第102号
△(イメージ)議案第103
号 ---------------------------------------
○議長(太田勝義君) 理事者の説明を求めます。 春田財政局長。 (財政局長春田健一君登壇)
◎財政局長(春田健一君) ただいま御上程に相なりました議案第96号ないし議案第 102号の補正予算、並びにこれに関連いたします案件につきまして、その大要を御説明申し上げます。 今回の補正予算は、国の総合経済対策、並びにその趣旨を踏まえ編成された第1次補正予算を受けまして、景気対策の観点から、例年11月に実施しております補正を9月に前倒しして行うものであります。 まず、一般会計におきまして、公共事業等の追加や中小企業対策の充実を図りますとともに、学校校舎・住宅の補修費の追加や民間分譲マンション購入融資利子補給制度の創設のほか、心の教室相談員の配置など、総じて 250億 6,395万 6,000円を計上いたしております。 これらを賄う歳入といたしましては、事業に伴います国庫支出金、起債収入などのほか、地方交付税20億円を充てることとしたほか、特別減税の追加に伴い個人市民税を65億 3,100万円減額し、その減収分につきましては、地方財政措置に沿い減税補てん債を追加することといたしております。 次に、特別会計でございますが、公共事業の追加として、食肉市場事業会計で2億 3,300万円を、
中央卸売市場事業会計で6億 6,700万円を、港営事業会計で1億円を、下水道事業会計で 200億円を、
高速鉄道事業会計で30億 5,900万円をそれぞれ追加計上いたしており、これらに本市各会計の公債関係の歳入、歳出を一括して計理します整理会計であります公債費会計の所要の補正を加えました特別会計の補正予算額は 598億 9,800万円と相なっております。 これらを合わせました今回の補正予算総額は 849億 6,195万 6,000円と相なる次第でございます。 また、別途、債務負担行為の追加補正として、一般会計で31億 7,100万円を、
中央卸売市場事業会計で2億 2,700万円を、下水道事業会計で30億円を、
高速鉄道事業会計で6億 1,100万円をそれぞれ計上いたしております。 補正予算の内容でございますが、まず景気対策の観点を踏まえ、公共事業等の追加を行うこととし、街路事業でJR阪和線連続立体交差関連街路用地の取得などに45億円を、道路・橋梁事業で幹線・生活道路の改修や、千歳橋架設工事などに59億 2,000万円をそれぞれ計上いたしております。 また、下水道事業で、浸水対策などに債務負担行為を合わせ 230億円を、
高速鉄道事業で、エレベーターの設置工事などに債務負担行為を合わせ36億 7,000万円を、港湾事業で、夢洲公共コンテナ埠頭整備などに19億 400万円を追加いたしております。 このほか、舞洲焼却工場建設事業に10億円を、小・中学校の老朽鉄筋校舎の改築、並びに中学校校舎の取得のため、債務負担行為を合わせ70億 800万円をそれぞれ追加計上いたしております。 また、
中央卸売市場、東部市場、及び南港市場の施設整備費として、債務負担行為を合わせ11億 2,700万円を追加するとともに、国の補正に伴い関西国際空港株式会社への出資金、及び貸付金を合わせて4億 300万円増額することといたしております。 次に、中小企業対策の充実といたしまして、厳しい経営環境にあります中小企業者の負担を軽減するため、中小企業経営支援特別融資におきまして特別金利を設定することとし、中小企業融資基金を20億円増額するとともに、信用保証協会の経営基盤を強化するため、出捐金3億円を計上いたしております。また、中小企業の技術支援のため、工業研究所の施設設備費に2億円を追加するほか、商店街が地域や子供たちとの触れ合いを深め、利用機会の拡大を図るためのイベント開催支援として 2,000万円を計上いたしております。 次に、学校校舎、住宅補修費の追加といたしまして、学校校舎の補修に17億 2,000万円、市営住宅の補修に12億 4,000万円をそれぞれ追加することといたしております。 また、住宅施策の拡充といたしまして、景気対策の観点から、住宅取得の促進を図るため、平成14年3月末までに住宅金融公庫融資を利用して民間分譲マンションを購入する就学前の子供のおられる世帯を対象に、新たに公庫の基本融資額の償還残高に対して5年間1%の利子補給を行うこととし、債務負担行為を合わせ5億 5,000万円を計上いたしております。 また、用地が不整形であるなど、通常の所有権分譲での開発が難しいと考えられる地域において、定期借地方式による公社分譲住宅の供給を図ることとし、その設計費として 3,600万円を計上いたしております。 次に、学校教育の充実につきまして、中学生を対象に、いじめ、不登校問題や日常的な悩み、不安、ストレスなどを気軽に相談していただくため、心の教室相談員を配置することとし、余裕教室の改造によるカウンセリングルームの整備など2億 7,400万円を計上するとともに、情報教育をより一層推進するため、小学校におけるパソコン教室の整備として4億 2,800万円を追加計上することといたしております。 このほか、ダイオキシン類対策といたしまして、焼却工場の設備改造など2億 2,100万円を追加補正することといたしております。 なお、今回の補正によりまして、一般会計の予算総額は1兆 8,969億 1,172万 9,000円となり、各会計を合わせました予算総額は4兆 5,041億 2,180万 7,000円と相なる次第でございます。 以上、補正予算案、並びにこれに関連いたします案件につきまして、御説明申し上げました。 何とぞよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となっております議案第96号ないし議案第 103号については、委員会付託を省略されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第96号ないし議案第 103号については、委員会付託を省略することに決しました。
○議長(太田勝義君) これより討論に入ります。 反対者の発言を許します。 29番下田敏人君。 (29番下田敏人君登壇)
◆29番(下田敏人君) 私は、日本共産党大阪市会議員団を代表して、ただいま上程されました98年度大阪市一般会計等の補正予算案に、反対の討論を行いたいと思います。 申し上げるまでもなく、本補正予算案は、政府の総合経済対策、並びに補正予算を受けて、深刻な不況を克服することをうたい文句に、例年になく早期の編成となったものであります。我が党議員団は、不況に呻吟する市民の現状から見て、補正予算の編成に当たっては、政府の暮らしと社会保障予算の切り捨て、巨大開発優先の経済対策に追随するのではなく、市民の暮らしを守る具体的な施策を行うよう強調してきたところであります。 ところが、出てきたものは、結局、港湾事業や街路事業、関西国際空港などに手厚く追加予算措置を講ずる等、総じて自民党政府の方針に従った従来型の大型公共投資が中心である上に、その事業費の財源にいたしましても、税収減のもと 485億円の補正予算純計額中、 342億円という多額の起債に依存せざるを得ず、これによって年度末の市債残高は、一般会計で1兆 9,200億円、全会計では実に4兆 5,100億円、市民1人当たり 173万円もの借金となるのであります。景気の回復に期待をつなぐことができないばかりか、ますます財政状況を厳しくさせるものでしかないと断ぜざるを得ないものであります。 そもそも、今日の戦後最悪ともいえる深刻な経済状況を招いたのは一体何でありましたでしょうか。橋本内閣による消費税の増税、医療保険の改悪など、9兆円もの負担増が国民に押しつけられたからではありませんか。これが、
国民総生産の6割を占める個人消費を大きく低迷させたのでありまして、このことは政府も認めているところであります。そして、この橋本内閣の文字どおりの失政について、堺屋太一経済企画庁長官まで指摘しているほどであります。 しかも、問題なのは、この橋本内閣を引き継いだ小渕内閣が、この間、日本の実体経済をよくするためには何の手立ても講じないで、もっぱら長銀への公的資金導入にきゅうきゅうとしていることであります。そして、経済界からも強く出されている「消費が冷え込んでいる。消費を何とかしてくれ」、こういう声を全く無視をして、その展望すら示せないでいるのであります。だからこそ、世論調査でも、小渕内閣の支持率は、実に22.9%という低水準になっているのであります。 そして、いま1つ教訓にすべきことは、過去の経済対策、つまり、宮沢内閣以来、6回にわたる総額49兆円もの公共投資の積み増しが、国・地方を通じて深刻な財政危機に陥れたものの、景気回復への効果は極めて薄かったとの評価が下っていることであります。そういう点では、今回のこの補正予算案は、まさにこの過去の対策の踏襲であって、明らかに誤りであります。 いまなすべきは、一体何でありましょうか。それは、国民各層の懐を温かくして、消費の拡大を図ることにほかなりません。私ども日本共産党市会議員団が補正予算要望で申し上げましたように、国に対しては市長が率先して消費税減税を求めるとともに、みずからは、ATCなど3K赤字の穴埋め予算を初めとする巨大開発絡みの予算や、乱脈な同和予算を削減をして、市民の切実な願いにこたえるものにすべきだったのであります。 以下、具体的に指摘してまいりたいと思います。 1つは、公共事業の問題であります。今回、夢洲の水深15メートルの公共埠頭整備の追加予算が計上されております。2000年までに、大阪港で2つの専用埠頭と合わせて3つの15メートルのバース。神戸港が5つ、横浜港が3つ、東京港が3つというふうに整備していく一環のものでありまして、右肩上がりの経済成長が望めない中で、税金のむだ遣いではないか、あるいは港をつくれば船が入ってくるという呼び込み方式そのものではないかと各界、各層から強い批判の寄せられているものであります。 しかも、この公共バース1つだけで、実に 250億円もの巨費を要する上に、この供用開始に合わせて、拙速にも 560億円もの夢洲~舞洲連絡橋を建設したり、あるいは同じく77億円もの夢洲~舞洲共同溝を掘ろうとしていることなどを考えれば、まさに膨大な投資になるわけでありますが、この公共バース整備の必要性が極めて薄いことが、最近の大阪港勢で一層明らかになりました。 港湾局は、大水深バースの必要性について、今後の輸入貨物量の著しい増大と、それに伴う大型船の入港を挙げておりました。ところが、円高と神戸の震災によって大きく伸びた輸入貨物量も、平成8年には、対前年 220万トン減の 2,160万トン、平成9年には、さらに20万トン減の 2,140万トン、そして、今年1月から5月の量では、対前年同期に比し、実に 120万トン、率にして15%もの減少となっているのであります。 また、大型船がふえているということに関して見ても、平成5年のコンテナ船の1隻当たりの平均トン数は1万 9,000トンに対し、平成9年は1万 8,000トン、平成10年1月から5月の間では1万 7,000トンとむしろ減少しておりますし、1隻当たりの積載貨物量も、平成5年が 5,500トン、平成9年が 5,600トン、平成10年1月から5月が 5,500トンと変化が見られないのであります。そして、現に、6万 9,000トンもの大型船が入港し、水深13メートルの専用埠頭に楽々と接岸しておりますように、積荷を満載して大阪港に入って来ることは皆無に等しいのであります。そして、今後とも、水深15メートルが必要な超大型船が入ってくるという確たる見通しもないのであります。 そんな中で、さらに追加予算を組んで、スピードアップを図るなどということは、もってのほかだと言わなくてはなりません。また、市民感覚から見て、「本当にそんなところにお金をかけなくてはならないのか。税金のむだ遣いではないのか」という疑問が出るような工事費も計上されているのであります。舞洲の清掃工場の煙突であります。何と、煙突1本に21億円もの市費を投入して、キンキラのネギぼうずのようなものをつくろうというのであります。かつて、水道局が、同じくシンボルのような給水塔を港湾局の受託工事で舞洲につくって市民の批判を受けましたが、「環境事業局よ、おまえもか」ということであります。さらに、いま、USJの基盤整備のために14億円余りを計上したり、国が設置すべき関空の工事費のために、今まで出資金と貸付金を合わせて 238億円も出しておりながら、さらに追加的に4億円も出そうとしているのであります。 第2に、不況にあえぐ中小企業を守る対策の問題であります。 まず、融資の改善であります。本補正予算案では、経営支援融資の利率が 1.5%に引き下げられて、これは一歩前進ではありますが、市民からは「破綻した巨大ビルを支援するためには、利率は0.25%、据え置き期間が20年で、その上返済期間が30年だ。こういう融資をしておるのに、大違いではないか」こういう声が聞かれております。また、東京都で実施をしている 1,500万円までの無担保、無保証人融資を大阪市が拒否していることへの批判も大変強いものがあります。 また、我が党が求めておりました、条件変更中の新たな融資の実行、あるいは借りかえの制度については冷たく切り捨てられております。特に、借りかえ融資については、かつて京都府などでも実施をされて、最近では、東京都足立区が限度額 800万円、利率 0.5%、12カ月据え置きで6年返済という内容で実行していることからいっても、大阪市の消極市政はあまりにも明らかであります。 このほかにも、中小企業への貸し工場の家賃が1平方メートル当たり 2,500円。「民間のものがせいぜい 1,500円であるのと比べて非常に高く、安くしてほしい」との声が寄せられていること。あるいは、大阪市のいきいきフェアの出店料金がワンブース5万円から7万 5,000円に引き上げられておって、「せめて大阪府並みの2万 5,000円にしてほしい」等の切実な願いが寄せられているにもかかわらず、ことごとくこれらを切り捨てており、到底認められるものではありません。 第3に、市民の暮らしを守る予算にするという点でも、本予算案が大変冷たいものになっているからであります。 例えば、市民から大変強い関心と要望の出されているダイオキシンの汚染に関する母乳や毛髪の検査の予算は全く計上もありません。1千万ほどでできる精神障害者の水道料減免も実施をしない、寝たきり老人介護手当もつくらない、子供たちが楽しみにしている学校の米飯給食の週2回化も実施しない等、まさにないないづくしであります。 先日の民生保健委員会では、焼却工場の煙突に21億円もかける一方、わずか1億 5,000万円でできる前立腺の健康診査を拒否する当局の態度に対して、我が党委員は、巨大開発優先、市民の暮らし切り捨ての大阪市であると厳しく追及いたしましたが、まさに逆立ち政治そのものといわなくてはなりません。 以上の理由によりまして、本補正予算案に反対の態度を表明するものでありますが、なお本予算の中のマンション分譲融資への利子補給や、工業研究所での機器整備の予算や、浸水対策の強化や、学校校舎改築等の追加については賛成であることを申し上げて、討論といたします。
○議長(太田勝義君) これをもって討論を終結いたします。
○議長(太田勝義君) これより採決に入ります。 ただいま議題となっております議案第96号ないし議案第 103号を、原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(太田勝義君) 多数であります。よって議案第96号、ないし議案第 103号は、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第14、議案第 104号、花と緑と自然の
情報センター建設工事請負契約締結についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第104
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 104号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 104号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第15、議案第 105号、
桜宮高等学校建設工事請負契約締結についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第105号
△(イメージ)議案第105
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 105号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 105号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第16、議案第 106号、
古市小学校建設工事請負契約締結についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第106
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 106号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 106号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第17、議案第 107号、
生野中学校建設工事請負契約締結についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第107
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 107号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 107号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第18、議案第 108号、雲岡 仏頭の取得についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第108
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 108号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 108号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第19、議案第 109号、雲岡 仏頭の取得についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第109
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 109号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 109号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第20、議案第 110号、
陽電子放射断層撮影装置の取得についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第110
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 110号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 110号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第21、議案第 111号、
大阪市立ゆとり健康創造館条例案を議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第111号
△(イメージ)議案第111号
△(イメージ)議案第111号
△(イメージ)議案第111
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 111号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 異議がありますから、起立により採決いたします。40番議員の動議に賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(太田勝義君) 多数であります。よって議案第 111号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第22、議案第 112号、
老人保健施設北部館・
旭温水プール・
城北市民学習センター建設工事請負契約締結についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第112
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 112号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 112号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第23、議案第 113号、大阪市廃棄物減量推進及び適正処理並びに生活環境の清潔保持に関する条例の一部を改正する条例案を議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第113号
△(イメージ)議案第113号
△(イメージ)議案第113号
△(イメージ)議案第113
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 113号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 113号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第24、議案第 114号、
廃棄物焼却場舞洲工場建設工事請負契約締結についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第114
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 114号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 異議がありますから、起立により採決いたします。40番議員の動議に賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(太田勝義君) 多数であります。よって議案第 114号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第25、議案第 115号、大阪市
都市景観条例案を議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第115号
△(イメージ)議案第115号
△(イメージ)議案第115号
△(イメージ)議案第115号
△(イメージ)議案第115号
△(イメージ)議案第115号
△(イメージ)議案第115号
△(イメージ)議案第115号
△(イメージ)議案第115
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 115号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 115号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第26、議案第 116号、
毛馬住宅建設工事請負契約締結についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第116
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 116号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 116号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第27、議案第 117号、
大阪市火災予防条例の一部を改正する条例案を議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117号
△(イメージ)議案第117
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 117号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 117号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第28、議案第 118号、
消防協力者損害補償条例の一部を改正する条例案を議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第118号
△(イメージ)議案第118号
△(イメージ)議案第118号
△(イメージ)議案第118号
△(イメージ)議案第118
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 118号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 118号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第29、議案第 119号、救急自動車の取得についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第119
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 119号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 119号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第30、議案第 120号、平野川
調節池築造工事請負契約締結についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第120
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 120号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 120号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第31、議案第 121号、
長居公園地下駐車場建設工事等委託契約締結についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第121
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 121号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 異議がありますから、起立により採決いたします。40番議員の動議に賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(太田勝義君) 多数であります。よって議案第 121号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第32、議案第 122号、
長居温水プール建設工事請負契約締結についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第122
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 122号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 122号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第33、議案第 123号、国道 479
号諏訪共同溝設置工事請負契約締結についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第123
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 123号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 123号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第34、議案第 124号、
天王寺動物園キリン舎・
草食動物舎建設工事請負契約締結についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第124
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 124号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 124号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第35、議案第 125号、
千歳橋架設工事請負契約締結についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第125
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 125号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 125号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第36、議案第 126号、
有料自動車駐車場の新設の同意についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第126号
△(イメージ)議案第126号
△(イメージ)議案第126
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 126号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 126号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第37、議案第 127号、市道路線の認定についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第127号
△(イメージ)議案第127号
△(イメージ)議案第127
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 127号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって議案第 127号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第38、議案第 128号、
夢洲~舞洲連絡橋架設工事請負契約締結についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第128号
△(イメージ)議案第128
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 128号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 異議がありますから、起立により採決いたします。40番議員の動議に賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(太田勝義君) 多数であります。よって議案第 128号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第39、議案第 129号、
夢洲~舞洲共同溝設置工事請負契約締結についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第129
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 129号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 異議がありますから、起立により採決いたします。40番議員の動議に賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(太田勝義君) 多数であります。よって議案第 129号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第40、議案第 130号、公有水面の埋立てについてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)議案第130号
△(イメージ)議案第130号
△(イメージ)議案第130
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議案第 130号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 異議がありますから、起立により採決いたします。40番議員の動議に賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(太田勝義君) 多数であります。よって議案第 130号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第41、報告第15号、損害賠償額の決定に関する急
施専決処分報告についてを議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)報告第15
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました報告第15号については、委員会付託を省略、承認されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって報告第15号は、委員会付託を省略、承認されました。
○議長(太田勝義君) 日程第43、大阪市淀川区外7区
選挙管理委員会委員の選挙を行います。
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。大阪市淀川区外7区
選挙管理委員会委員の選挙については、地方自治法第 118条第2項の規定による指名推選の方法によることとし、議長において指名されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって動議のとおり決しました。
○議長(太田勝義君) 直ちに指名いたします。 配付書類記載のとおり指名いたします。---------------------------------------
△(イメージ)大阪市淀川区外7区
選挙管理委員会委員及び同補充員候補者調書
△(イメージ)大阪市淀川区外7区
選挙管理委員会委員及び同補充員候補者調書 ---------------------------------------
○議長(太田勝義君) お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました32君を、大阪市淀川区外7区
選挙管理委員会委員当選人と定めることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました32君が満場一致をもって大阪市淀川区外7区
選挙管理委員会委員に当選されました。
○議長(太田勝義君) 日程第44、大阪市淀川区外7区
選挙管理委員会補充員の選挙を行います。
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。大阪市淀川区外7区
選挙管理委員会補充員の選挙については、地方自治法第 118条第2項の規定による指名推選の方法によることとし、議長において指名されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって動議のとおり決しました。
○議長(太田勝義君) 直ちに指名いたします。 配付書類記載のとおり、それぞれ順位を付して指名いたします。
○議長(太田勝義君) お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました32君を、大阪市淀川区外7区
選挙管理委員会補充員当選人と定めることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました32君が、満場一致をもって大阪市淀川区外7区
選挙管理委員会補充員に当選されました。
○議長(太田勝義君) 日程第45、
議員提出議案第20号、大阪市
在宅老人介護手当支給条例案を議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)
議員提出議案第20号
△(イメージ)
議員提出議案第20号
△(イメージ)
議員提出議案第20
号 ---------------------------------------
○議長(太田勝義君) 提出者の説明を許します。 2番渡司考一君。 (2番渡司考一君登壇)
◆2番(渡司考一君) 私は、日本共産党大阪市会議員団を代表して、
議員提出議案第20号、大阪市
在宅老人介護手当支給条例案の提案内容と、その理由を御説明申し上げます。 まず、提案内容でありますが、在宅で3カ月以上寝たきりになっておられる高齢者を介護されている家庭や、痴呆性の高齢者を介護されている御家庭に月5万円の介護手当を支給し、負担の軽減と激励を行うというものであります。 次に、提案理由であります。我が国は、世界一の長寿国といわれています。それにふさわしい高齢者福祉の充実と老後の不安を取り除くことが、大変重要な政治の課題になっています。ところが、いま政府が行おうとしていることは、昨年9月の医療費値上げに続いて、この10月からは、長期入院患者の病院追い出しなど、高齢者の不安を増大させることばかりであります。その上、政府は、社会保障構造改革などといって、医療や年金、福祉の抜本改悪を進めようとしています。 しかし、憲法は国民の生存権と社会保障に対する国の責任をうたい、老人福祉法は老人は多年にわたり社会に貢献してきた者として敬愛され、健全で安らかな生活を保障される者とすると定められています。この理念に照らしてみたとき、政府の相次ぐ改悪がいかにひどいものか、歴然であります。私どもは、憲法と老人福祉法の理念を実現することは、国や地方自治体の責務だと考え、高齢者が健やかな老後を過ごすことのできる条件整備を着実に行っていくべきだと考えます。ここに提案しています在宅老人介護手当は、そうした数ある対策の中の1つではありますが、極めて大事な制度だと考えます。 まず第1は、自宅で介護に頑張っておられる御家庭を励ますものとなるということです。東京都が65歳以上の家族を自宅で介護している家庭を調査した結果によれば、1年間に支出した在宅介護費用の平均は97万円にも上っております。こうした御家庭を経済的に支援することは、施設による介護支援と並んで非常に大事だと考えます。月5万円という援助ではありますが、そうした援助が、いま、自宅介護で懸命に頑張っておられる方々に対して大きな励みになることは明らかで、ぜひ実現するよう訴えるものであります。 第2に、「自宅で介護を受けさせたい」という市民の要望にこたえるためであります。特別養護老人ホームなどは、希望者をすべて受け入れるベッド数を早急に建設することは当然のことですが、「自宅で介護を受けさせたい」という希望は根強くあります。 大阪市市民局が96年8月に行った高齢者介護に関する市政モニター調査で、家族を介護する場所についての設問に、「自宅で介護を受けさせたい」というのが64.4%、「特養などの施設を利用したい」が26.3%と、自宅で介護をしたいと希望する人が倍以上に上っています。ところが、「介護に対する不安な点」として、「費用がかかること」とした人が78.3%、「収入がなくなること」を不安に挙げる人が34.3%にも上っています。介護手当の支給は、在宅介護サービスの強化とあわせて、「自宅で介護を受けさせたい」という市民の不安を少なくするものであります。なお、自宅での介護を希望されておられる方が多いことと同時に、大阪市では、施設での福祉対策の1つの柱である特別養護老人ホームの整備率が非常に低く、施設に入りたくても入れないという事情があることも重要です。 実際に、大阪市の整備率は、全国の47都道府県と12政令都市を加えた59団体の中で58番目という低水準で、待機者も 4,000人にも上っています。こうした状況を見たとき、大阪市で介護手当をつくる必要性は歴然であります。 第3に、在宅介護手当を支給することによって、寝たきりの高齢者の存在を行政がいち早く把握し、適切な援助を行うことで寝たきりを克服し、介護を必要としない状況をつくり出すことを可能にするからであります。既に在宅介護手当を実施している東京都江戸川区では、1カ月でも寝たきりになると介護手当を支給すると同時に、保健婦さんを派遣して寝たきりの状態をなくす対策を行っています。 大阪市では、1995年度に、寝たきりの高齢者に支給されていた見舞金が廃止されたこともあり、寝たきりにある御家庭の状況の把握が困難になっています。それだけに、ここに提案している介護手当を実施し、状況をきっちり把握し、介護支援と適切なケアを行うことが大事だと考えます。そうすれば、大阪市で年間 150件ともいわれている孤独死や、餓死という状態をなくすことに大いに役立つことは間違いありません。この点からも、介護手当を早急につくるよう主張するものです。 第4に、他都市では、多くのところで介護手当を支給しているという点です。全国の13の大都市の中でこの介護手当を実施していないのは、福岡市と大阪市の2市だけになっていることは、この場でも繰り返し紹介してきたところであります。 具体的に申し上げますと、東京都では、70歳以上の家庭には月5万 5,000円、65歳から70歳は所得制限以下で月4万 5,000円、所得制限以上は月3万円が支給されています。このほか、千葉市では月額1万 4,170円、広島市は年間15万円、横浜市、京都市が年間14万円などとなっています。 また、大阪府下を見ても、多くの市が在宅介護手当を支給しています。高石市や河内長野市、茨木市で、年間12万円の介護手当を支給しているほか、松原市が年8万 4,000円、池田市や藤井寺市が年間6万円となっています。しかも、府下の各市では、河内長野市と茨木市が、今年度、年6万円から12万円に引き上げる、藤井寺市が昨年度に新設をする、松原市では96年度に新設されるなど、介護手当制度の創設や改善が次々行われているのであります。年間4兆円という大きな予算規模を持つ大阪市が介護手当なしというのは、本当に恥ずかしい話であります。直ちに介護手当を実施すべきであります。 以上、介護手当の必要性を述べてきましたが、これを裏づける話もよく出ます。私の知人に、失業と同時に親の介護に当たっている人がいます。この人は、介護手当があればどんなに助かるかと述べていますし、また、月5万円の介護手当があれば、パートをやめて自分が介護したいという人もたくさんいます。まさに介護手当は、戦後最悪の不況のもとでの失業対策、そしてまた家族介護力の発掘にもなるということであります。こうした市民の生の声にも真剣に耳を傾け、ぜひこの介護手当を実現するよう訴えるものであります。 ところで、我が党議員団は、これまでに24回にわたって介護手当を支給する条例案を提案してまいりましたが、介護手当は地域ネットワークの委員の方や多くの高齢者の皆さん、そしてその家族の方々が心待ちにされているものであります。先ほど紹介しました市政モニターで、「介護を受けるときに一番不安な点は」という問いに対して、「家族に負担をかけること」とあります。介護手当は、こうした不安を少なくする1つの方策であり、ぜひ実現するよう強調し、提案説明といたします。
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となっております
議員提出議案第20号については、委員会付託を省略されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって
議員提出議案第20号は、委員会付託を省略することに決しました。
○議長(太田勝義君) これより採決に入ります。 ただいま議題となっております
議員提出議案第20号を原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(太田勝義君) 少数であります。よって
議員提出議案第20号は否決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第46、
議員提出議案第21号、大阪市
乳幼児医療費助成条例案を議題といたします。---------------------------------------
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議員提出議案第21号
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議員提出議案第21号
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議員提出議案第21号
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議員提出議案第21
号 ---------------------------------------
○議長(太田勝義君) 提出者の説明を許します。 30番長谷正子君。 (30番長谷正子君登壇)
◆30番(長谷正子君) 私は、日本共産党大阪市会議員団を代表いたしまして、ただいま上程されました
議員提出議案第21号、大阪市
乳幼児医療費助成条例案について、提案理由とその内容について説明いたします。 内容は、乳幼児医療費助成制度の対象を就学前まで拡大するとともに、所得制限をはずす等の改善を行うというものです。乳幼児医療費助成制度に関する条例提案は、今回で12回目です。 次に、提案理由です。昨年4月の消費税導入と9月からの医療費負担増によって不況が一層深刻化し、倒産、リストラで職を失う、あるいは高校、大学を出ても職がない、失業率が大阪では史上最悪の5%になるなど、大変な状況にあります。こうした中、市民の安全、健康、福祉を守る役割を持つ大阪市の責務は大変大きいものがあります。ここに提案しました乳幼児医療費の助成制度の改善も、地方自治体が本来の役割を果たす上で行うべき1つの施策であります。 また、最近、全国的に少子・高齢化が進む中で、安心して子供を産み育てる環境をつくることが非常に大事な課題になってきています。この点大阪市の出生率は1.29で、全国平均の1.42より大幅に下回っています。それだけに、大阪市がこうした状況を直視し、子育て期への支援を特別に強化すべきだと考えます。 この点、大阪市が先に発行した「なにわっ子すくすくプラン、明日を担う子どもたちがすくすくと育つまち大阪」という冊子の中のモニター報告が注目されます。つまり、大阪市が行ったこの調査によると、子供の数が減少していることについて、約8割の人が関心あると回答をし、「出生率が低下している原因は」との問いに、「子育てにかかわる経済的負担が大きい」が62.8%と答え、さらに「子育て支援について効果的と思われるものについて」の質問には、「経済的負担を軽減する」が84.4%となっています。また、別の調査ですが、毎日新聞の今年5月の調査によると、少子化で政府や自治体に特に努力してほしい施策の2番目が、「子育てへの経済的支援」で、43.3%の方が要望をされています。 そこで、こうした要望を生み出している子供の医療費ですが、幾らくらいかかるかということを全国保健医療団体連合会が発行しているパンフレットで見てみますと、アトピー性皮膚炎で2回通院した場合、月 8,750円、浸出性中耳炎で10回通院した場合で月1万 4,910円、5歳児の奥歯の神経をとり、銀色などの歯をかぶせて4回の通院で 7,060円というふうになっています。 私は、こうした実態と市民の要望を見たとき、乳幼児の医療費を就学前まで助成して安心して医療を受けられるようにするのが政治の責務だと思います。 また、就学前までの医療費助成制度を求める声は、私どもがまちの中でよく聞く話で、先日も、あるお母さんとお話をしたときに、その方は次のようにおっしゃっていました。「3歳児も無料になってとても助かった。しかし、幼稚園の2年保育に入ったら、初めての集団生活でかぜをよくひいたので、結構医療費がかかっている。せめて小学校に入るまで助成してもらえませんか」こうおっしゃっていました。 また、別のお母さんの話では、虫歯が3歳ごろから出だして、3歳過ぎからの方が歯の治療が多い。あるいは3歳を過ぎると子供の行動が活発になってよくけがをする。アトピーが引き続きあって、治療を続けなければならないと言って、やはり小学校に入るまでの助成の要望を出されていました。 このほかにも、「友人の家庭は、主人が失業して、子供が熱を出したが、お金がかかるから少しの熱ぐらいは我慢しようと様子を見ていたら、こじらせて入院寸前になった」という話や、これは医療機関の関係者の集まりの中で聞いた話ですが、「1回診てもらって薬をもらうと 2,000円から 3,000円かかる。その上、血液検査などすると 5,000円ぐらいすぐかかる。悪くならないと医者にかからない人がふえている。結局、医療費まで切り詰めなければならない状態になっているのではないでしょうか」というのです。本当にひどい状態になっているといわざるを得ないのであります。 こうした事態の中で、私は、子どもの権利条約を思い出さずにはいられませんでした。つまり、子どもの権利条約の第24条でありますが、そこには次のように書かれています。締約国は、到達可能な最高水準の健康の享受、並びに疾病の治療、及びリハビリテーションのための便宜に対する子供の権利を認める。締約国は、いかなる子供もこの保健サービスへアクセスする権利が奪われないことを確保するよう努める。締約国は、この権利の完全な実施を追求し、特に、次の措置をとる。基礎保健の発展に重点を置いて、すべての子供に対して必要な医療上の援助、及び保健を与えることを確保する。この子どもの権利条約からいって、子供たちに安心して医療を受けられる状況をつくるのは、政治の責任だと思います。ぜひ、乳幼児医療費助成制度を拡充し、就学前まで助成するとともに、所得制限を撤廃する改善を行うよう訴えるものです。 ところで、この所得制限の撤廃についていえば、全国の市区町村の乳幼児医療費助成制度を実施している中の70%が所得制限なしとなっています。また、就学前までの助成でいえば、東京都では特別区の19区で実現しています。大阪市でも一日も早く実施するよう強調するものです。 ところで、大阪市で、就学前まで助成することと、所得制限をなくすという2つの改善に要する予算は幾らかかるのかを見てみますと、就学前まで助成する改善のためには16億円、所得制限を撤廃するためには13億円が新たに必要と試算されています。つまり、29億円あれば2つの改善が可能なのです。大阪市は、巨大開発の失敗の穴埋めに 945億円もの公的資金を投入しようとしていますが、その3%もあれば乳幼児の医療費助成制度の改善を行うことができるわけです。まさに巨大開発に予算を優先して使うのか、それともあすを担う子供たちのために予算を使うのかが鋭く問われているのであります。 私どもは、この間、何回も大阪市に、就学前まで助成することと所得制限をなくすという2つの改善を求めてきましたが、市長はこれを拒否する態度を取り続けています。 そこで、こうした状況をいつまでも続けるわけにはいかない。市長が行わないのであれば、市民の代表である議会が市民の期待にこたえて改善を行おうと考え、ここに条例案を提案した次第です。 議員各位が、この条例に賛同をいただき、可決、成立させていただきますよう訴え、提案説明といたします。
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となっております
議員提出議案第21号については、委員会付託を省略されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって
議員提出議案第21号は、委員会付託を省略することに決しました。
○議長(太田勝義君) これより採決に入ります。 ただいま議題となっております
議員提出議案第21号を原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(太田勝義君) 少数であります。よって
議員提出議案第21号は否決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第47、
議員提出議案第22号、
農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。---------------------------------------
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議員提出議案第22号
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議員提出議案第22
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました
議員提出議案第22号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって
議員提出議案第22号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第48、
議員提出議案第23号、「大阪府
老人医療費助成の現行制度」の存続を求める意見書案を議題といたします。---------------------------------------
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議員提出議案第23
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました
議員提出議案第23号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって
議員提出議案第23号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第49、
議員提出議案第24号、教育予算の拡充と教職員の定数改善、
義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書案及び日程第50、
議員提出議案第25号、
義務教育費国庫負担金制度堅持・復活と
教職員定数改善計画の完全実施を求める意見書案を一括して議題といたします。---------------------------------------
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議員提出議案第24号
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議員提出議案第25
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました
議員提出議案第24号及び
議員提出議案第25号については、委員会付託を省略されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって
議員提出議案第24号及び
議員提出議案第25号は、委員会付託を省略することに決しました。
○議長(太田勝義君) これより採決に入ります。 まず、
議員提出議案第24号を問題といたします。原案どおり可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって
議員提出議案第24号は原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) この際申し上げます。
議員提出議案第25号は、
議員提出議案第24号の議決の結果、一事不再議の原則により、議決を要しないものとなりました。
○議長(太田勝義君) 日程第51、
議員提出議案第26号、適正・迅速な裁判の実現を求める決議案を議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)
議員提出議案第26
号 ---------------------------------------
◆40番(井上淑子君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました
議員提出議案第26号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。
○議長(太田勝義君) 40番議員の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(太田勝義君) 御異議なしと認めます。よって
議員提出議案第26号は、委員会付託を省略、原案どおり可決されました。
○議長(太田勝義君) 日程第52、請願第36号、
市立北保育所の廃止計画を撤回し、市立保育所による保育施策の拡充を求める請願書を議題といたします。---------------------------------------
△(イメージ)請願第36
号 ---------------------------------------
○議長(太田勝義君) 民生保健委員長より審査の報告を求めます。 31番民生保健委員長仲山忠男君。---------------------------------------
△(イメージ)民生保健委員会審査報告書 --------------------------------------- (31番民生保健委員長仲山忠男君登壇)
◆31番(仲山忠男君) 民生保健委員会に付託されました請願第36号、
市立北保育所の廃止計画を撤回し、市立保育所による保育施策の拡充を求める請願書の審査の結果を御報告申し上げます。 本請願は、北保育所廃止の方針を撤回し、市立保育所として存続させること。需要の高いゼロ歳児・1歳児の保育を北保育所で実施すること。地域住民、保育所利用者の懇談会などを開催し、住民の声を反映した保育施策を推進することを求めるものであります。 これに対して、理事者は、北保育所については、子育て層を中心とする市民の不安や悩みを軽減するための相談や情報提供などの中核を担う(仮称)子育ていろいろ相談センターなどを建設するために、平成8年10月より、国分寺公園の仮園舎で保育を実施しております。 本市の保育施策については、従来から、公立・民間が相まって、多様化する保育ニーズに的確かつ効率的に対応することを基本としてその充実に努めてまいりました。北区の保育需要の動向等について慎重に検討を重ねてきた結果、北区全体の保育需要に対応できる体制を整えるため、近隣の民間保育所の増改築を行い、低年齢児枠を含む入所定員の拡充を図った上で、平成12年3月末に廃止したい旨の見解を表明されました。 これを受けて、公立や民間保育所に対する補助金のあり方、来年度の募集状況、入所希望者に対する対応、条例改正の問題などについて質疑が交わされ、慎重に、かつ熱心に審査いたしました結果、報告書に記載のとおり、本請願につきましては不採択とすることに決した次第であります。 以上、簡単でありますが、請願書に対する民生保健委員会の審査の報告といたします。
○議長(太田勝義君) これをもって審査の報告は終了いたしました。
○議長(太田勝義君) これより請願第36号を起立により採決いたします。 委員長の報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(太田勝義君) 多数であります。よって請願第36号は、委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。
△閉議
○議長(太田勝義君) 本日の日程は、以上で終了いたしました。
△散会
○議長(太田勝義君) 本日は、これをもって散会いたします。 午後3時30分散会---------------------------------------
△(イメージ)報告第16号
△(イメージ)報告第17号
△(イメージ)報告第17号
△(イメージ)報告第17号
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△(イメージ)報告第17号
△(イメージ)報告第17号
△(イメージ)報告第18号
△(イメージ)報告第18号
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△(イメージ)報告第19号
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△(イメージ)報告第19号
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△(イメージ)報告監10の第15号
△(イメージ)報告監10の第15号
△(イメージ)報告監10の第15号
△(イメージ)報告監10の第15号
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△(イメージ)報告監10の第16号
△(イメージ)報告監10の第16号
△(イメージ)報告監10の第16号
△(イメージ)報告監10の第16号
△(イメージ)報告監10の第17号
△(イメージ)報告監10の第17号
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△(イメージ)報告監10の第17号
△(イメージ)報告監10の第17号
△(イメージ)報告監10の第18号
△(イメージ)報告監10の第18号
△(イメージ)報告監10の第18号
△(イメージ)報告監10の第18号
△(イメージ)報告監10の第18号
△(イメージ)報告監10の第18号
△(イメージ)報告監10の第19号
△(イメージ)報告監10の第19号
△(イメージ)報告監10の第19号
△(イメージ)報告監10の第19号
△(イメージ)報告監10の第19号
△(イメージ)報告監10の第19号
△(イメージ)報告監10の第20号
△(イメージ)報告監10の第20号
△(イメージ)報告監10の第20号
△(イメージ)報告監10の第20号
△(イメージ)報告監10の第20号
△(イメージ)報告監10の第21号
△(イメージ)報告監10の第21号
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△(イメージ)報告監10の第21号
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△(イメージ)報告監10の第21号
△(イメージ)報告監10の第22号
△(イメージ)報告監10の第22号
△(イメージ)報告監10の第22号
△(イメージ)報告監10の第22号
△(イメージ)報告監10の第22号
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△(イメージ)報告監10の第23号
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△(イメージ)報告監10の第23号
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△(イメージ)報告監10の第24号
△(イメージ)報告監10の第24号
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△(イメージ)報告監10の第25号
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△(イメージ)報告監10の第26号
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△(イメージ)報告監10の第27号
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△(イメージ)報告監10の第27号
△(イメージ)報告監10の第27号
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△(イメージ)報告監10の第28号
△(イメージ)報告監10の第28号
△(イメージ)報告監10の第28号
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△(イメージ)人委第131号
△(イメージ)人委第131号
△(イメージ)人委第131号
△(イメージ)人委第131号
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△(イメージ)人委第131
号 --------------------------------------- 大阪市会議長 太田勝義(印) 大阪市会議員 改発康秀(印) 大阪市会議員 壷井美次(印)◯大阪市会(定例会)会議録(平成10年9月25日)(終)...